2010-03-31

スーパーミニマリズム。

今日は2010-11トレンドセミナーでございまして
恵比寿のカッシーナ・イクスシーまで。


午後からみっちりでございました。


ニューヨークの市場分析からスタートしたのですが
今の東海岸のファッションアイコンはなんと
オルセンシスターズ(フルハウスに出てた子)。
彼女達のプロデュースするティーンズ向けブランドが
バカ売れらしーです。
個人的には全く興味ないですけどね。




そしてニューヨークコレクションの総括としては
マニッシュ&フェミニン
そして
コンサバティブシック。
全体的にミニマリズムというかリアル・クローズというか
クラシックな流れになってますね。



その後に続いた
ヨーロッパコレクションの総括も
ミニマルシック・クラシックビューティ・マスキュリン
そしてネオプレッピー・カントリー。
やっぱり原点に戻る感じでございました。




新しいトレンドアイテムとしては
ケープ・マントの出現。
あとニットアイテムの復活。
ローゲージのケーブル編みニットに
細ベルトでアクセントをつけるスタイリングが
懐かしさと新鮮さでよい感じでした。

そして 日本じゃストリートでこの秋冬も見られましたが
ノルディックやフェアアイル(雪の結晶とか鹿とか)のニット。
これは多くのコレクションでも見られたので
マストアイテムですね!
但しシルエットは新しいので
昔のタンスに眠ってるものじゃ
やぼったくなりますけども。

で たぶん久々に復活するのが
膝~膝下丈フレアスカート。
フィット&フレアのラインが
戻ってくるようです。
日本だとこの辺は受けが良さそうなので
市場にあふれるやもしれませんねー。



カラーは
黒・グレートーンにプラスして
ネイビー・キャメル~ゴールドまでのイエロー系
ダスティピンク・ウィンターパステル
差し色で赤・深いグリーン系・パープル
という感じで
全体的に赤みの少ない色なれでした。




WWDのヤマムロさんもおっしゃられてましたが
ファストファッションが注目される中
ラグジュアリーブランドが本来戻るべきところに戻った感じですね。
所謂 色んな角度から余計なものをそぎ落として
原点に立ち返るという意味では
スーパーミニマリズムなのだと思います。

この流れが業界全体に浸透することを
願ってやみません。

だっていいものはいいんですものね。






とりあえず D&Gのコレクションは超かわいかったです。










今日の曲は
マークジェイコブスのショーで使われてたということで
Me First and The Gimmie GimmieのOver The Rainbowを。




いや実際はギミギミのではなく
生バンドの演奏だったらしーですけどね。






0 件のコメント:

コメントを投稿