2009-12-03

チャミスル ジュセヨー。

本日は 東洋紡糸工業の2010秋冬展示会へ。
東洋紡糸工業とは 国内のカシミヤ専業紡績メーカーで
日本国内だと ここと深喜毛織の2社が
ほぼシェアを占めているのですが
おととしの年末に一度倒産されてるんですよね。

その後 横編機メーカー最大手の島精機の傘下に入って
復活されたわけですが 
相変わらず 風合いのいいカシミヤの提案をされておりました。


風合いだけなら中国製と張り合えないということで
縫代無で縫製できるカシミヤポンチ
(いわゆるリバーでもない特殊な手法だそうです)だとか



カシミヤのミンク加工(ピリングテストが通常より1級上らしい)とか



手洗いできるカシミヤだとか
カシミヤのピースダイ(製品染め)だとか
日本独自のテクニックを駆使された提案が非常によかったです。


東洋紡糸の窓口が バンドウさんというおにいさまなのですが
おととしの年末は もう見てられないくらいやつれて
あなた 死相が出てますよ!?てな感じだったのですが
今日 久々にお会いしたら 生き生きと復活されていて
ほっと胸をなでおろした次第でございます。


某Uが安価なカシミヤを売り出してから
やっぱし厳しいみたいですね。
あの安価なカシミヤは 
原料の調達方法とか製造の工程の詳細を知っていると
なるほどね そりゃ安いよね と思いますが
なんだかそこに触れるのは業界内でタブーのようらしく
ここでそれを書くわけにもいかないので
やめておきましょ。


まぁ 安いものにはワケがあるんですよ!

で 展示会場内にディスプレイされてあった
ビキューナ100%の編み落としを
「この糸 35万円/kgなんだぜーー!ヒャッハーー!!」
(通常の紡毛カシミヤで2万円弱/kgです)
と 触るだけ触りまくって おいとまいたしました。


その後 ブランドTの春夏展のサンプル修正やら本生産依頼やらに
契約先の会社へ。
ちょうど最終の発注が出たとのことで
受注数字を聞いて ちょっと小躍り。
予想より数字 良かったですからね。
営業も そりゃもうノリノリですよ。

店頭展開が2月ってこともあるのか
羽織ものが非常に強かった今回の展示会。
いつになく 麻の動きが好調でした。
その商品の一部をご紹介しましょう。


 

背景が汚いのは スルーでおkですよ。
所詮アパレルの内部なんて どこもこんなもんですからね!

来年2月には こいつらが店頭にお目見えすると思いますので
もしどっかで見かけたら 買ってあげてねー。


そんでその後 某百貨店通販用企画の春物サンプルのチェックに。

求心編で地柄が入っていて
実は結構ニッター泣かせな一品とか。



あんまりきれいに上がってないので 修正箇所が多くて大変です。
こちらはこれからカタログ印刷らしいので
カタログで来春お目見えすることでしょう。


一通り仕事が終わった後で
ボン(縫製工場の社長の息子・32歳)と
ジュニア(契約先の会社社長の息子・29歳)と
コモリ君(編機メーカー部長の息子・23歳)と一緒に
新大久保の高麗で 第一弾忘年会。

ここのお店は この辺一帯の焼き肉屋の中でも
肉が超うまいので 一度行くとみんなやみつきになる店です。
タクシーで行く時は
「職安通りのドンキの近くで!」と言えばおkですね。

彼らの父親とも仕事を一緒にさせていただいていたあたしとしては
家族ぐるみのお付き合いのような感じで
特にボンとジュニアの2人のことは
家の内情とか 兄弟の確執とか
いろんな事まで知ってる 気が置けない間柄なのです。

まー 仕事の愚痴やらプライベートなことやら親のことやら
しゃべりながらどんどん空になっていくチャミスル。
いやぁ 飲みました。

帰り際に
新大久保駅近辺のラブホやら連れ込み宿やらをチェックしながら
コモリ君が言った

「大阪のラブホで一番安かった1泊6000円のとこは
夜10時になると宿泊に切り替わるんで 
9時過ぎから僕ら並んでたんですよねー」

という言葉に あとの3人が即座に放った

「やることしか頭にないんかい!!!」

というツッコミが 山手線の高架下で響き渡った夜でした。



そんなこんなで すっかり酔っ払って帰ってきました。


今日は コリアンサウンドで締めようと
思いついたのがイ・パクサのポンチャックだったのですが
あまりにひどくて 却下しました。
興味のある人はyou tubeで「李 博士 ポンチャック」で
検索してみればいいと思うよ!

ポンチャック、ポン〇▲※ク、ポー■▽★ク、・・・ポーイング!
バンザーイバンザーイバンザーイ!!!
ということで Rotterdam Termination SourceのPoingを。

酔いと眠気で 頭がもう回らないんです。
ほんとに ひどい締めで
すいません!!!!!


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