2009-12-18

変化?いえ成長です。

昨日の忘年会で少しはしゃぎすぎたのか
朝から喉が痛く 「もしや風邪?」と思ったものの
酒とタバコによる痛みだと 夕方ようやく気づきました。


皆さんも酒とタバコは控えめにね!



さて 昨日の忘年会では
以前からの知り合いも多く 
それはそれは楽しいものでした。


途中で65歳の大御所デザイナーのお姉さまに
「あなた来週いつ会えるかしら。
あたし料理が得意だから うちにいらっしゃいよ。
と 謎のお誘いを受けたりしまして

横浜の彼女の自宅に 
しかもあたしより年齢のいった子供がいるという家に

何故行かねばならない??


と疑問を抱きつつ

まぁ そこは大人ですから
「ほんとですかー!
時間あったら伺いますぅ!」
とか言っちゃったりしてたわけです。



で 先日の話でもでてきたボンも 
その席に参加していたわけですが
彼と隣の席だったもので あれこれしゃべったわけです。


彼がまだ駆け出しの頃 
あたしと一緒に仕事をしていたのですが
あたしはもっとキツクて怖い人間で
毎日彼をどなりつけていたような気がします。


そんなボンとももうかれこれ7年くらいの付き合いです。
「俺30までには結婚したいんすよねぇ」と言っていたにも関わらず
未だに独身 しかも彼女なしという
いやそれもう無理でしょう という感じなのですが
出身が栃木であのちょっと訛ったしゃべりのせいなのか  
なんだかノホホンとしたナイスガイなのです。


そんなボンが
新人君が残して飲めなかったビールを代わりに飲んだり
食事が次々と運ばれてくるのにテーブルが片付かないのを見かねて
小皿に取り分けたりしてるあたしを見て

「なんか 変わりましたよねぇ」

と言ったのです。




そりゃ あたしだって君と同じように歳食ったわけで
人間丸くもなりますよ てな話なのですが
自分なりに 反省もこめて振り返ってみました。



確かに20代後半だったあの頃
自分の仕事をこなすのに必死で
とりあえず ミスがないように 何か抜けてないか
それしか頭の中にはなくて
全く余裕なんかなかったと思います。


そこに 駆け出しのボンが
あの朴訥な感じで入ってきたもんだから
関西人のあたしとしては

「きいいいいい。イライライライラ。」

だったのでしょう。
ついついキツイ口調にもなっていたのだと思います。



あと お客様へのお茶出しは女子がやるもの とか
食事の席でのお酌や配膳は女子がやるもの という
男尊女卑な習慣が大嫌いで
新人の頃から一切やらなかったその頃のあたしは
逆に体育会系男子のような扱いで
上司からのビールを注がれるまま飲みほし
強くもないのに 根性で全部片付けたあと
トイレで吐いて 何事もなかったかのように席に戻るという
何のバツゲームなの的な 飲み会での振る舞いだったのです。




それが 30を過ぎたあたりから
そこまで肩肘はらなくてもいいのかしら と
思うようになり
ちょうど会社を辞めたあたりで
頑張ることだけが良いことでもないなぁと思い始め
フリーランスになった気楽さも相まって
今 ものすごいふにゃふにゃな感じになってるんです。




もちろん時代もあるでしょう。
頑張ればそれなりに業績が伸びたあの頃と違って
闇雲に頑張っても空回りしかねない今の状況。




ただね
やっぱり20代の頃のあのガムシャラにつっぱって
勉強しながら仕事してたあの時期があるから
今のあたしは ノラリクラリと仕事できるんだと思うんです。
知識と経験の貯蓄ができたんでしょうね。


手の抜き方が分かり始めたというか
仕事に対しての強弱のつけ方とか
折り合いのつけ方を覚えたというかね。



昔みたいにとんがった感じがなくなったのは
たぶんそのせいだと思うのです。
変わったというか
良く言えば 成長したんでしょう。





まぁ 悪く言えば 
サボる事を覚えたんでしょうけどね。




多分ボンが感じたあたしの変化もそういうことなんだろうけれど
こんなに丸くなったあたしに対して
新人君が超ビビってるのは 

一体どういうことなんでしょうか。
全く 謎です。










まぁ そんな感じで振り返ってみましたが
来年はもう少しエンジンかけてもいいのかなぁ・・・。
いや まだもう少しゆっくりしてたい気もするので
スピードアップするタイミングを見計らって
その時までローギアでゆるりといくことにしましょう。





ということで 今日は
これを書きながら聞いている80kidzのRemixから
The ShoesのKnock Out(80kidz Remix)を。
The Shoesは フランスの二人組ニューエレクトロデュオですが
原曲からのメロディはいじらずそのままで
80kidz風味に仕上がっているのが素晴らしいと思います。
興味のある方は 原曲と聴き比べてみてはいかが。

80kidzも年内でMAYUの脱退が発表されていて
残念な限りです。
来年以降二人組になっても
良い音を作って頂けることを期待しております。





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