2009-12-05

アキラ。

今日は雨がしとしと降っていたので
おうちでじっと 年賀状の準備をしておりました。

最近は 年賀状廃止とかいう企業もあったり
メールで送ればいいや的なのもあったりするわけですが
あたしは断然 年賀状推進派なのです。
これも一種のイベントみたいなもんですからね。


それで 宛先リストを作成をしようと
かれこれ高校の頃から使っているアドレス帳を
がさごそ出してきたわけです。
PC上でリスト管理すりゃいいんですけど
なんかアドレス帳がお気に入りなもので
未だに手書きのアドレス帳という アナログな感じですが。



このリキテンスタインのアドレス帳
確かどっかで入ったアメリカンポップアート展で購入したんだっけかな。
もう15年くらい昔のことで 忘れましたけども。


うちのママが絵を習っていた師匠が出展されていたのもあって
小さい頃から よくママに日展に連れてってもらったり
親戚に絵描きのおじちゃんがいて 
よくアトリエに遊びにいったりしていたので
絵や彫刻を見る機会が多かったのですが
どうも 幻想的だったり柔和な感じのものよりも
幾何的でコントラストの強いものに惹かれる傾向があるようです。


リキテンスタインの他にも
ウォーフォルなんかのアメリカンポップアートは好きですが
モンドリアンイッテンなんかのバウハウスのイメージとか
リートフェルトも所属してたデ・ステイルの考え方とか
イタリアンフューチャリズムロシアンアヴァンギャルドとか。



要は  直線的でくっきりはっきりしたのが好きみたいです。
おかげで ものの考え方も0か1かの二進法ですけどね。
メカニカル娘ですね。わかる人 いるのかしら。




そんなあたしが 大学時代に
「こ、これは!!!!!」と思ったのが
コヤマアキラせんせの 「デザイン史」の講義でした。
未だにその講義のノートは残っております。
しかも 今読み返しても すげえ濃い内容!
そして かなり偏ってる!!!
デザイン史ってゆうか 趣味の講義だよな たぶん。



そもそも建築専門のせんせだったので
半分以上は建築に関しての講義でしたが
あたしにとっては非常に楽しかったのです。

だって しょっぱなから
Dr.Moogのシンセの話とか
建築家のジョン・ヌーベルは足場フェチだとか
ウィリアム・モリスVSフューチャリズムだとか
普通の講義じゃ聞けませんからね。


あまりにコヤマアキラせんせに傾倒しすぎて
ファッション学科のくせに
コヤマゼミに入らせてくれと直談判にいったくらいですから。
もちろん却下されましたけどね。



コヤマアキラせんせ 
その節はご迷惑をおかけいたしました。





そんなコヤマアキラせんせがデザイン史の講義の
一番最初に自己紹介で言った
「どうも コヤマアキラです。
漫画のAKIRAとはなんの関係もありません」
という言葉が 未だに忘れられません。




ということで AKIRAのTrailerを。
山城組のこの曲も いつ聞いてもかっこよいですね。
大友さん 最近何か描いてらっしゃるんでしょうかね??



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